電話お問い合わせ物件リクエスト資料無料請求メールお問い合わせ

神奈川・東京・千葉・埼玉の貸倉庫・売倉庫・事務所【倉庫サーチ】

お役立ち情報
【用途地域ってなに?】倉庫を建てるなら知っておきたい“土地のルール”
投稿日:2025年7月1日

【用途地域ってなに?】倉庫を建てるなら知っておきたい“土地のルール”

こんにちは!
土地選びや建物の計画を進めるうえで、よく耳にするのが「用途地域(ようとちいき)」という言葉。
「なんとなく聞いたことはあるけど、正直よくわからない…」という方、多いんじゃないでしょうか?

特に「倉庫を建てたい!」というときには、この用途地域の知識がとっても大事。
そこで今回は、倉庫と用途地域の関係について、できるだけわかりやすく、カジュアルにまとめてみました!

◆まずはこれだけ!用途地域の一覧とざっくり説明

用途地域とは、「このエリアには、こんな用途の建物を建ててOKですよ〜」という建築のルールです。
全部で13種類あって、住む場所・働く場所・お店・工場など、エリアごとにちゃんと役割が決められています。

用途地域は大きく分けて3つのジャンルに分類されます。

🏠 住居系(全8種類)

住宅を中心としたエリア。のどかで静かな暮らしがイメージです。

・第一種低層住居専用地域
・第二種低層住居専用地域
・第一種中高層住居専用地域
・第二種中高層住居専用地域
・第一種住居地域
・第二種住居地域
・準住居地域
・田園住居地域

🛍 商業系(全2種類)

お店やオフィスが集まりやすいにぎやかなエリア。
1.近隣商業地域
2.商業地域

🏭 工業系(全3種類)

工場や倉庫など、ものづくり系の施設が建てられるエリア。
1.準工業地域
2.工業地域
3.工業専用地域

◆貸し倉庫を建てたい!建てられる用途地域はここ!

「テナント向けに貸す用の倉庫」や「トランクルーム・レンタル倉庫」のような施設を建てたい場合は、用途地域によってかなり制限があります。

貸し倉庫がOKな地域は下記:

・準住居地域
・近隣商業地域
・商業地域
・準工業地域
・工業地域
・工業専用地域

これらの地域は、騒音や車の出入りなどがある程度想定されているエリアなので、倉庫用途にぴったり。
特に工業専用地域は、住宅や店舗がNGな“本格的な工業エリア”なので、倉庫・工場に全振りした使い方ができます。

◆自社用の倉庫を建てたい!その場合のOKな用途地域は?

「自分の会社で使うための倉庫(物流拠点や在庫置き場など)」を建てたい場合は、貸し倉庫よりも建てられる地域が広がります!

こちらの用途地域で建築OKです:

・第一種住居地域
・第二種住居地域
・準住居地域
・近隣商業地域
・準工業地域
・工業地域
・工業専用地域

「貸す」より「自分で使う」方が建築許可の幅が広がるのがポイントです。
ただし、住居系地域(第一種住居地域など)では市町村への確認が必要となる場合があります。
また、交通量やトラックの出入りが多い場合は、やはり準工業地域以上を選ぶのがおすすめです。

◆まとめ:倉庫を建てるには、土地選びが超重要!

用途地域 貸し倉庫 自社倉庫
第一種住居地域 ×
第二種住居地域 ×
準住居地域
近隣商業地域
商業地域
準工業地域
工業地域
工業専用地域

「貸すか・使うか」で建てられるエリアが変わってくるのが、倉庫計画の面白いところ。
まずはどんな使い方をしたいのかをはっきりさせて、そこから土地探しをスタートするとスムーズですよ。

住居系地域に関しては、最終的には市町村の判断が必要となる可能性がある点はご注意を!

 

神奈川・東京・千葉・埼玉の貸倉庫・事務所探しを【倉庫サーチ】がサポート!物件情報には、貸し倉庫や事務所をはじめ、ロードサイド店舗やコンビニ跡地物件など、有益な情報が満載です。
神奈川・東京・千葉・埼玉エリアに精通した不動産のプロがご希望の物件をご提案致します。
土地探しはこちら 物件リクエストはこちら
物件売却掲載
倉庫・事務所建築・補助金レポート無料配布中