まず、それぞれの意味から簡単に押さえておきましょう👇
これは一般的な構造名称で、
木材を三角形に組んで構造体をつくる方法のこと。
要は、木造で「トラス構造(=三角フレーム)」を使って屋根や梁を支える構造全体のことです。
こちらは、構造設計・施工のシステム名称または特定技術の名称です。
「LID」は「蓋」を意味する言葉で、「LIDという蓋」をすることで、建物全体の構造を担保するという思いが込められています。
といった特徴があり、普通の木造トラスよりも規模が大きくて精度が高いのがポイントです。
項目 | 木造トラス構造 | LID木造トラス構造 |
意味 | 木材のトラス(三角構造)全般 | 特定の設計・施工システム/工法の名称 |
スパンの規模 | 中規模(〜10m程度)までが一般的 | 大スパン(10m〜22m以上)対応可能 |
接合部 | 木材+金物や釘など | 専用の金物接合・高精度プレカット |
用途例 | 倉庫・住宅・小規模店舗など | 大型倉庫・大型店舗・工場・スポーツ施設など |
設計システム | 一般的な構造設計 | 構造計算+デザインを統合した高精度設計 |
特徴 | 軽くて簡単に施工できる | 大空間でも木造が可能。鉄骨代替にも有効 |
つまり、
👉 LID木造トラスは、木造トラス構造を進化・高性能化したものと言えるんですね。
もし「木造で大きな空間を作りたい!でも鉄骨よりコストを抑えたい…」というご相談があれば、
LID木造トラス構造は非常におすすめです。
必要であれば、具体的な事例や図面も紹介できますので、お気軽にお声がけください😊